元々地方公務員の転職日記 番外編

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こんにちは。元々地方公務員のカミタです。いよいよ明日から再出発です。長かった連休も終わりいよいよ明日から人生の再出発となるわけですが、私がどうして公務員を辞めたのか改めておさらいしてみました。

【辞めた原因】

1 頭のおかしな職員が多い。

公務員って、飲酒運転、刑事事件、収賄事件以外ではクビになりません。絶対。そういう背景もあって極めて非人道的な言動(ハラスメント、いじめ)をする職員がいても何事もなくすごしているんです。特にお咎めもなく過ごしている。なんならそういう人間が昇進してさらに非人道的言動が加速する。そういう組織なんです。民間企業でもこういう事例ってあると思うんですが、公務員の場合は度を越していると思います。なぜなら非生産性の高い仕事ゆえに人ひとり療養休暇に入ったとしても仕事は進んでいくからです。民間企業では生産性、売り上げといった利益追求の組織であるので人が足りなくなると会社が傾く可能性ありますけど公務員て絶対傾かない。だから非人道的な言動が黙認されている。これ大きいと思います。私もいろんな課でひどい目にあってきました。一番ひどかったのは女課長と女係長と私という3人体制の課にいたとき。二人の女が私をターゲットにしていじめをしました。しかもかなり陰湿。他の職員が見ていないところで二人でネチネチと嫌味を言ってきたり、こそこそ悪口を言っていたり。精神的にかなり追い詰められました。そのほかにも労働組合の役員になったときに一番上の役職の人間が私に対してかなりネチネチと嫌味を言ってきたこと。これも精神的にきつかった。この人は別の組合員にもネチネチと嫌味を言ってました。本来労働組合は弱い立場の職員を守る立場であるのに全く機能していなかった。公務員退職のトリガーを引いてしまったのはこの時です。もうこの職場に未来はない。ここにいても自分が自分ではなくなってしまう。それこそ家族に迷惑をかける。今後十数年こんな職場で我慢していてストレス過多でそれこそ取り返しのつかない事態になってしまう。そう思って退職しました。ひどい職場でした。私が退職した年に同じような理由で職員が10人退職しています。辞めた人たちは皆性格の良い人ばかり。地獄の職場でした。

2 職務内容が過酷

これは民間企業でもいえるところかもしれませんが、公務員は別の意味で過酷です。福祉では高齢者虐待問題、独居老人の孤独死後の処理、道路関係では用地買収や道路境界立ち合いで土日夜間と頭を下げて協議、税務では納税通知を発送するたびに苦情の電話処理、窓口に住民が来ては課税の根拠を示せと押し問答、防災では24時間365日発災に備えての自由時間の拘束、観光部署では祭り等イベント開催に備えての準備や協議でほぼ土日出勤、公民館関係でもイベント準備などでの土日出勤、選挙戦があれば投票日前日と当日で土日15時間労働。住民に褒められる感謝されるなんてほぼありません。やって当たり前。なんでできないのかの押し問答。また人員削減の影響で有給休暇も思うように取れず。これでは何のために生きているのかわからなくなってきました。とにかく異動先によって休日がとれるかどうか不明確だったんです。休めているようで休めなかった。とにかくつらかった思い出しかない22年間。仕事にやりがいなんて微塵も感じませんでした。

以上の2点が私が公務員を辞めた経緯になります。辞める前に退職金と貯蓄と将来的な年金等の金銭的な試算を何回も行いました。結果人生の損益分岐点が”今”となり退職しました。後悔なんて微塵もないです。会計事務所を2か月でやめることになっても公務員に戻りたいとは全く思いませんでした。公務員は二度とゴメンですね。無理。私にはまったく合わない職場でした。

安定ってなんですかね。金銭的な安定。精神的な安定。私は安定という言葉のみを求めて公務員になっていたようです。本当の安定って精神的な安定を言うのではないでしょうか。働けなくなってしまえば金銭的な安定もなにもないですからね。健康が一番ですよ。心の健康が。私は公務員時代に精神を病み一時期療養休暇に入り、それ以来5年以上メンタルクリニックに通院しました。薬も服用していました。でも全然回復しないんですよ。だけど、公務員を辞めたとたん薬を服用せずに過ごせるようになってきたんです。会計事務所2か月で辞めた時も服用していませんでした。そんな大ピンチのときでもです。どれだけ公務員時代が悲惨だったのか。本当に辛ければ道を変えて良いんです。人生なんとかなりますよ。現に私が示しています。公務員を40代後半で辞めて、会計事務所を2か月で辞めても拾ってくれる会社があるんです。しかも会計事務所時代よりも良い給与で。一つの場所で継続も大事ですがある程度になれば道を変えても良いと思っています。もっと気楽に生きるべきなんです。自分の人生は一度きり。ストレス過多で死んだり大きな病気になってしまっては誰のための、なんのための人生だったのかわかりません。ある程度生活基盤さえ整えば道を修正する変化も必要です。

今日はここまでで。

ありがとうございました。

<ご感想などございましたらよろしくお願いします。>

     

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